The processing-speed theory of adult age differences in cognition.
Salthouse, T. A.
Psychological Review, 1996, 3, 403-428.


作動記憶課題(保持・処理を同時に要求する課題)の遂行に処理速度が関与する.そのため,処理速度の要因を統制することで,さまざまな認知課題における作動記憶の効果が低減,または消去されることがある.これは特に認知的加齢の研究で顕著で,年齢群間の課題遂行差がなくなることあり(ここから,加齢による作動記憶の認知的減退はない,と指摘するものあり,詳細は論文にて).