その他雑感(これは9日分)

  • ガッコに出かけては本業と関係ない事務作業を繰り返す日々です。自分の作業よりも3割増丁寧にやっているせいか,担当教官(もう“教官”という名称ではなくなるらしいけれど)は私を称して『使い勝手のいい若者』と仰ったらしい。それもまた評価。
  • 良いニュースは小さな声で語られる,という言葉が好きです。
  • 最近良いニュースらしいものがよく舞い込むものの,あまりにも声が大き過ぎると思う。そして私は素直に喜べなくなる,というより力を抜き切った楽観主義になれなくなっている。他人に“よかったね”と言われると,良くならない可能性を細かく点検する。
  • そういう態度を“素直でない”と表現するのは簡単だ,傷つくことを避けようとして素直でなくなった過程を考えなければ。
  • 以前よりも素直ではなくなったのは事実だと思う,でも,ごく控え目に言って私はいろいろなことに素直すぎた時期が長くて,そして控え目でもなんでもなくついこの間30歳になった。もう一度10代の,なにも考えないですべてが上手くいくと信じていた頃などに,戻らなくてもいいでしょう?と思う。
  • ある人の行動を引き起こす源泉みたいなもの―その行動を導き出すに至ったエピソード,それに対する本人の評価など―について,少しでも確信が持てるまでは,その行動を感情的評価はしない。生理的・感覚的に嫌うことであったとしても,少なくとも保留にする。私が人と付き合うときのささやかなルール。
  • 春だから,初対面の人を見かけること,その人々に自分の行動を見られることが多い。書きとめておこう。