Was the requested attribute daughter?

小生さんの日常を眺めつつ(2003/11/28ニッキ参照)。
駄々をこねられたくなりました,えぇ。




【以下好みのシチュエーション】


(妻が他界してはや7年。男手ひとつで育てた娘15歳,そろそろ反抗期になるのでは?と内心ヒヤヒヤしているが顔には出せない父。そんなある夜のこと。)


「…なぁ紫。(仮名:『ユカリ』と読みます)」
「(ソファーに体育座りで文庫本を読みながら)なーにー父さん?」
「昨日夜中にな,珈琲飲むときに甘いもの欲しくなってな。」
「ほぃ?」
「なんか冷蔵庫の奥の方に入ってたお菓子開けちゃったぞ,アレなんだ誰かからの貰い物だったのか?」
「えぇぇーー!なんで見つけるのぉ!?」
「私は冷蔵庫の中のことはなんでも知ってるんだハハ…あれ?」
「…最低。信じられない,バカ。」
「(娘のアタマをぽふぽふ叩きながら)あらら…とっておいたやつだったのか?ゴメンゴメン。」
「…(ぶっすぅーーーーー)」
「(なんだろう,貰い物だったのかなぁ…ハッ!“好きな人から”貰ったものだったのかもしかして?しまったなぁ…でもそうだよなぁもう中学3年生だものなぁそんなこともあるよなぁ。最近日曜日に家いること減っているし,初恋をするには適切な年齢だよな…まだタマにはあるけれど,そのうち休日に一緒に出掛けることも無くなるんだろうな云々)…なぁユカリ,ホントにゴメンな?」
「…日曜日に食べようと思って,並んで買ったのに。」
「え,自分で買ってきたやつだったのか?」
「父さん『どっちの料理ショー』であのトリュフ見たとき“食べたいなー”て言ってたじゃん,アレだったんだよ?」
「へぇーどうりで美味しかったはずだ,なんだー…」
「もぅ。日曜の朝お茶飲むとき,アレ出して驚かそうと思ってたのにー…」



(父ちょっと感動。)



「ホントに他人のココロってものを分かってないよねー,それでも専門家かね?」
「…ごめんなさい,反省します。」
「むぅ。(また文庫本に没頭)」
「じゃぁ今週は,日曜日までに代わりのものを買ってきます私が。」
「…どこで?」
「○○で。(注:いきつけの珈琲専門店,イートインも可だけれど,普段は豆しか買わない)」
「…ん!分かった!!」
「え,なにごとなにごと?」
「罰として…」
「罰として?」
「私も○○に行く!んでそこで珈琲とケーキ一緒に食べるの!」
「えぇーーっ,あそこにユカリと一緒に行くのー?」
「ダメ!絶対行く!普段“チチの隠れ家”とか言って絶対連れて行ってくれないんだから。罰だからねバツ,へっへへー。」



最近こういう文章書くのにも慣れてきた自分がこわい。

  • 追記:“…”多用しすぎ。
  • ディティールに凝ってみたが,自分の将来として考えるとどう控えめに見ても『どっちの料理ショー』が長寿番組すぎ。