最近夜中に起きていることが少ないせいか,ちゃんと朝7時〜8時くらいに目が覚める。もちろん布団にもぐっていても分かるひやぁりとした部屋の冷気のせいもあるけれど。父から頂いたウィスキーが少しだけ残ってるコップの匂いが,部屋の中に微かに感じられる。うん,二日酔でもない,悪くない。

学校に行く直前に,今日の講義の一切が別の日に移動してたことを思い出して,早速ノンビリ登校にあいなりました。あはは,でもミーティング遅刻にならなかったよ。



直観だけで物を考えている自分に気づいて苦笑。やっぱり午前中はムヅカシイこと考えられないや。やぁめた,さぁ珈琲珈琲。

同じ研究室のあいらんだ君(26)が誕生日。嬉しいかどうかはともかくとして,祝福とケーキが振舞われる。けれど人数が予定より多くてケーキが足りなそう,だって。「先生が食べたがらなければ,それで足りちゃうんですけれどね…」なんて言ってる。まぁ「昨日飲み過ぎたから私は要らないよ?」とか言っとけば足りるかな?なんて考えてたら逆に人数減っちゃって結局余ってた。チョコレートの濃厚なコーティングを美味しくご賞味できました,ご馳走様。



ちょっと事務処理,そのあとちとぉ君と授業の打ち合わせとヨモヤマ話。誕生日の話をしたら,「そうかぁ,俺なんか今度誕生日過ぎたら『もう人生半分終わったな』って感じだよ,最近は。」なんて言ってる,27歳のくせに。「長生きしても年金貰えないしね,もう。」所帯持ちが言うと説得力があるなぁ,なんて今年度29歳になっちゃう私が思うのもどうなんだろう?ということはまぁ内緒にしとこう,と。

さて,やること無くなっちゃったけれど,共有PCは他のことで使ってる。んじゃぁ帰るか!と自宅に戻る午後2時過ぎ。部屋掃除とコタツ布団を出して残ってる野菜でスープ作ってメールの確認と雑事をこなす。途中でお仕事関係の催促の電話,ごめんなさーい月曜にお会いしましょー,と。





まだ味が馴染んでないけれど,とりあえず栄養だけは取れそうな胃にやさしいミネストローネ風をお勝手で立ったまま食べる。んでお昼ご飯おしまい。西日が射し込んでるから,お昼というのもちょっとなぁ…な時間ですが。





山下達郎の新譜を聴きながらニッキを書きつつ思う。

こういう心を揺さぶるようなことが全くなく落ち着いた一日を過ごして,明日からのことも特に難しく考え込まないでいつのまにかウトウトと眠ってしまう。

でも。次に目が覚めると,実はガスの元栓の締め忘れとか,突発性脳梗塞とか,急性アルコール中毒とかで―理由なんかなんだっていいんだけれど―もうこの世には居ない,みたいな。



そういう最後がいいなと思った。うん,全然悪くない。